2014年 岡田准一主演 見逃し大河ドラマ 軍師官兵衛 第五回「死闘の果て」

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黒田官兵衛は、家督をつぎ領主として丁寧に領地をくまなく廻り、民を大切にしました。

 

近く、子供も産まれることになりました。

 

みっ君
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大河ドラマ「軍師官兵衛」はNHKオンデマンドでは配信していません。TSUTAYAディスカスなどからDVDレンタルすることで視聴できます。

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軍師官兵衛 第五回「死闘の果て」あらすじ

織田信長が京に上りました。

足利義昭を守護する事が名目でした。

しかし、長い戦乱は皆が憧れる京の街並みとはかけ離れた光景でした。

 

日の本の戦の最中、黒田家でも戦が起きていました。

黒田家に長く使える者と光の使用人としてやってきた元櫛橋家の者との日々の暮らしの違いによる衝突でした。

寒ければ炭を使うのではなく重ね着を、夜は油に火を灯すではなく早く眠ることなど徹底的に無駄を排除する黒田家のしきたりでした。

黒田官兵衛は、光に諭しました。

「それは、倹約である」

「金とは、いざというときに、ここぞというときに使うものである」と。

 

京では、足利義昭が第15代将軍に就任しました。

そして、近江では木下藤吉郎が竹中半兵衛を口説きに通い詰めていました。

信長ではなく木下藤吉郎の配下となるのであればという条件付きで竹中半兵衛は藤吉郎の願いを聞き入れたのでした。

 

大戦が官兵衛に訪れました。

光の出産がやってきました!

そして

嫡男の誕生でした。

後の黒田長政でした。

 

祝の浮かれ気分も束の間、赤松家が出兵してきました。

黒田官兵衛は、小寺からの命により迎え撃ちました。

兵600余りで赤松の兵3000を打ち負かせました。

 

戦の後の黒田家の祝勝会が「黒田」らしさでした。

それは、共に働いた者たちへ「報奨金」として溜め込んでいたお金を躊躇いもせずに分け与えたのでした。

「次の戦いはもっと激しいものになるだろう。共にこの調子で勝ち続けよう!」と檄と共にでした。

黒田家の「金の使い方」として光には腑に落ちる経験となりました。

 

龍野城の赤松家は、官兵衛の予想通り再び官兵衛のいる姫路に兵を送り込んできました。

先鋒となり赤松に挑むはずの官兵衛でした。

しかし、赤松の奇襲により御着の面々は尻込みし、戦わずして逃走してしまいました。

残された官兵衛は、姫路を守るために孤軍奮闘を決意しました。

父、職隆が加勢に来てはくれたものの、叔父や長い間支えてくれたものたちを多く失いました。

姫路では、官兵衛なき城を光が主人となり籠城に向けて指揮を撮り続けました。

 

兵の数では圧倒的に不利な黒田家でした。

しかし、引いて籠城したとしても勝ち目がないと判断した官兵衛でした。

そこで逆に奇襲を掛けることで勝機を目指したのでした。

 

官兵衛の奇襲は、ものの見事に策としてハマりました。

黒田家さえ倒せば御着は楽勝と考え、すでに赤松の士気は緩み始めていたからです。

激闘の末に裏切り者の石川を討ち果たし、逃げる赤松をも追撃して見事に討ち取ったのでした。

 

しかし、その代償はあまりにも大きなものとなりました。

幼き頃より共に稽古し、育った母里武兵衛親子が亡くなったからでした。

 

程なくして官兵衛は新しい家臣を集め始めました。

その筆頭が、井上九郎右衛門でした。

そして、もう一人が槍の名手となる太兵衛でした。

これらの面々が、後の「黒田24騎」と呼ばれる一騎当千の強者と世に讃えられることになるのでした。

軍師官兵衛 第五回「死闘の果て」感想

生き残るために才の無い上司に使える辛さを痛感する「部下の苦しい立場」が際立っていた回ですね。

 

言い返すこともできず、民のためにも戦い続けた黒田家の男たち、そして支えた女たちに敬意を表したい気持ちです。

一気見していて心に浮かんだのは「男」という感じの意味でした。「口」は領地を表すとともに農地を表す記号のようなものです。そこに道「十」を作るには「力」がとっても必要だ。ということから「田」に「力」が加わって「男」という字が漢(おとこ)を表す言葉として定着したはずです。険しい物事に挑む姿。これぞ「男」だと見入ってしまいました。
さて、黒田官兵衛個人としては、おたつに続いて武兵衛までもを失ってしまいました。
幼少期より共に過ごした大切な仲間がいなくなったのです。
それでも「当主」として黒田家と領民を守るために悲しみを表には出せません。
黒田家の教えの素晴らしさでしょう。
後の話になりますが、息子である長政は徳川家康に仕え、黒田家は九州に領地を移して延々と家名を残すわけですが、その本質はすでに出来上がっていたのでしょう。

 

黒田家のお金の使い方

日々の小さなお金を、支出を絞り、無駄は徹底的に省く倹約ぶり。

しかし、「ケチ」ではなく、ここぞという「大きな力」となるタイミングで惜しまずに使う様は、「お金の価値」の最大化を知っていたのでしょう。

現代にも十分に役立つ至高の考え方だと思いました。

 

2014年 岡田准一主演 見逃し大河ドラマ 軍師官兵衛 第六回「信長の賭け」
将軍という立場にあぐらをかいてしまった足利義昭でした。信長の怒りを買ってしまい、策により撃つはずが撃たれてしまった義昭公。黒田官兵衛を巻き込んだ大戦の匂いが少しずつ近づく前哨戦のような回では無いでしょうか。

2014年大河ドラマ 軍師官兵衛 キャスト

主要キャスト

配役
黒田(小寺)官兵衛 岡田 准一
豊臣秀吉(藤吉郎) 竹中 直人
小寺 政職 片岡 鶴太郎
黒田 重隆 竜 雷太
織田 信長 江口 洋介
円満 麿 赤見
いわ(官兵衛の生みの母) 戸田 菜穂
伊吹善右衛門 尾藤 イサオ
母里 小兵衛 塩見 三省
黒田(小寺)職隆 柴田恭兵
竹中 半兵衛 谷原 章介
お紺 高岡 早紀
柴田 勝家 近藤 芳正
土田 御前 大谷 直子
栗山 善助 濱田 岳
おたつ 南沢 奈央
横須賀 小六 ピエール 瀧
中谷 美紀
明智 光秀 春風亭 小朝
足利 義昭 吹越 滿
櫛橋 左京進 金子ノブアキ
酒井 若菜
丹羽 長秀 勝野 洋
柴田 勝家 近藤 芳正
井上九郎右衛門 高橋一生
母里武兵衛 永井 大

 

制作キャスト

前川 洋一
音楽 菅野 祐悟
テーマ音楽演奏 NHK交響楽団
語り 藤村 志保
演出 本木 一博

 

みっ君
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プロフィール
この記事を書いた人

好きな中国古典は菜根譚で車中でも音声CDで聴く。NHKの大河ドラマには「晴天を衝け」渋沢栄一の論語や「武田信玄」「黒田官兵衛」他複数で孫子が役立っている。人生やビジネスに行き詰まった時に大河ドラマをイッキ見して頭をリセット。スマホやPCで場所を選ばずイッキ見する方法もご紹介。「あなたの心を豊かに」をお手伝い!

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