２０１４年　岡田准一主演　見逃し大河ドラマ　軍師官兵衛　第六回「信長の賭け」

信長は、足利義昭を擁して京へ上洛しました。

しかし、朝倉、浅井、比叡山延歴寺、石山本願寺に囲まれていて正に「四面楚歌」の状態でした。

 

その状況を作っている陰にいるのは足利義昭でした。

信長は、比叡山延歴寺の焼き討ちを決行しました。

 

軍師官兵衛　第六回「信長の賭け」あらすじ

黒田官兵衛の嫡男松寿丸は、官兵衛と光の子供だけあってとても活発でした。

しかし、二人目の子ができないことから、悩んだ光は官兵衛に側女を持つことを申し出ました。

大切な女性は一人だ、と断るのでした。

 

織田信長は、足利義昭の行動を非難して１７条の意見書を送りつけました。

その行為に怒り心頭の義昭でした。

そんな折に、ついに甲斐の武田信玄が動きました。

 

官兵衛は、姫路も家臣のまとまりを欠いていることを危惧していました。

「黒田の宝は、兵の強さ、だがその元は人の結束力だ」と官兵衛は重臣たちに語りました。

そして、義兄弟の契りを結ばせました。

力を合わせることを約束させるのでした。

 

武田信玄がものすごい勢いで上洛し始めました。

が、家康のいる三河で足止めを始めました。

それを知らない足利義昭は、今がチャンスと信長討伐の兵を京で揚げてしまうのでした。

信長の作戦が、僅かな差で勝利を得ました。

荒木村重が加わり信長の摂津の平定を申し出、そのまま一国の国主として治ったのでした。

これには近隣諸国もたいそう驚かされました。

 

世の中が掴みきれないことに苦辛していた官兵衛でした。

そこで、姫路からも近い摂津の荒木村重を訪ねました。

 

村重は、官兵衛の訪問をたいそう喜んび、歓迎しました。

官兵衛は、早速待ちきれないとばかりに織田信長という人物について訪ねました。

話の中で、村重が３日後に再び決起した義昭公の反乱を治めるために出陣すると聞き、黒田の家臣を帯同させてほしいと頼むのでした。

織田軍の戦の仕方を学ぶためでした。

 

義昭の戦は、信長の大軍勢に囲まれて終焉しました。

これにより室町幕府が潰えたのでした。

 

信長軍の戦いは、黒田の家臣に大きな衝撃を与えました。

その効果は、官兵衛が期待した以上の変化をもたらしたのでした。

 

東に織田、西に毛利の両雄が立ち、播磨へも戦乱の風が吹き始めていることを官兵衛に予感させるのでした。

軍師官兵衛　第六回「信長の賭け」感想

信長は、見事に足利義昭の怒りを逆手にとって「逆賊」とならずに討伐に成功しました。

それまでも、そして今回も、織田信長という人は怖い人ではありますが、想像を超えた褒賞で人を虜にする策士でもあったようです。

まったく違った人との関係を構築するのが黒田家でした。

官兵衛が領主となったときには、父職隆の家来が官兵衛を支えていました。

しかし、繰り返される戦により戦死者が増えました。

そして、新しい家臣たちが加わったのですが、やはり新メンバーは黒田家のなんたるかがわかりません。

そこで新旧との間で不協和音が起きたのは、現在でも社長の交代や会社のオーナーが代わって新しい社風に切り替えられるときにありそうなお話でした。

 

じっくりと話を聞き、本質の点で「共通認識」を持つことで尊重し合える関係作りを行う「戦える組織づくり」は、HR（ヒューマン・リソース）につながる考えに感じました。

側室を持たない官兵衛

これは推察ですが、おたつという一人の女性を守れずに死なせてしまったこと。

その事実から、特別な縁で結ばれた光をおたつの分までも大切にしたいとの思いがあったのではと思いました。

人との繋がりを生き様として背負うタイプだったようですね。

 

２０１４年大河ドラマ　軍師官兵衛　キャスト

主要キャスト

配役
黒田（小寺）官兵衛	岡田　准一
豊臣秀吉（藤吉郎）	竹中　直人
小寺　政職	片岡　鶴太郎
黒田　重隆	竜　雷太
織田　信長	江口　洋介
円満	麿　赤見
いわ（官兵衛の生みの母）	戸田　菜穂
伊吹善右衛門	尾藤　イサオ
母里　小兵衛	塩見　三省
黒田（小寺）職隆	柴田恭兵
竹中　半兵衛	谷原　章介
お紺	高岡　早紀
柴田　勝家	近藤　芳正
土田　御前	大谷　直子
栗山　善助	濱田　岳
おたつ	南沢　奈央
横須賀　小六	ピエール　瀧
光	中谷　美紀
明智　光秀	春風亭　小朝
足利　義昭	吹越　滿
櫛橋　左京進	金子ノブアキ
力	酒井　若菜
丹羽　長秀	勝野　洋
柴田　勝家	近藤　芳正
井上九郎右衛門	高橋一生
母里武兵衛	永井　大
だし	桐谷　美玲

 

制作キャスト