御着での評議の結果を踏まえて、小寺の命を受けて官兵衛は織田信長に対面しました。
大河ドラマ「軍師官兵衛」はNHKオンデマンドでは配信していません。TSUTAYAディスカスなどからDVDレンタルすることで視聴できます。
軍師官兵衛 第八回「秀吉という男」あらすじ
黒田官兵衛は、織田信長との最初の会話として従わない毛利家との戦の際には率先して戦うことを宣誓しました。
その上で、毛利攻めに向く出兵の経路は、播磨を通る道であること。
現在は毛利方に帰順している領主たちも結束は固くないこと。
これらを述べた上で、官兵衛なら信長が一人の優秀な大名を送ってくれれば、播磨一国を織田方に寝返らせられると約束したのでした。
ここで大きな出会いがありました。
黒田官兵衛の進言を聞き入れた信長が選んだ大名こそ羽柴秀吉でした。
織田信長は、己が思案していたことと同じ考えを持つ官兵衛を高く評価したのでした。
信長は、「屁切長谷部(へしきりはせべ)」という名刀を官兵衛に授けたのでした。
秀吉は、官兵衛に北近江の街を案内しました。
案内された街は、岐阜の楽市楽座を真似て賑わいを見せ始めていました。
街を歩く中でちょっとした騒動と出会しました。
罰すべき盗人に対して、官兵衛は労役を担わすことを提案しました。
秀吉は、官兵衛の「命の使い道」を知ったのでした。
この学習は、秀吉の官兵衛に対する絶大な信頼へとつながる最初の一歩となるのでした。
播磨では、小寺が櫛橋左京進の甘言により選択に迷い始めてしまったのでした。
官兵衛の活躍を報告した職隆もこれにはほとほと困り果ててしまいました。
播磨の怪しい様子を知らない官兵衛でした。
秀吉の歓迎の宴を受けました。
その時に、石田三成とも初めて顔を合わせました。
が、この宴の一件により、秀吉の正妻おねに厳しく問われることになるのでした。
この時の対応により官兵衛はおねからも強い信頼を得ることになりました。
秀吉の官兵衛一行の歓迎の宴は続きました。
その席で、秀吉は官兵衛の家臣を気に入ったので欲しいと願いました。
しかし、家臣一同「羽柴様に命じられればどんなことも致します。しかし、一つだけできないことがございます。それは黒田の家を離れることです。」と結束の強さを述べるのでした。
それを見た官兵衛は、誇らしく嬉しく心をくすぐられるのでした。
播磨の小寺が信長に帰順したことは、速やかに毛利家にも届けられました。
秀吉の下には、竹中半兵衛が調べ、播磨の多くが毛利家からの調略を受けていることが報告されました。
同時に、多くは様子を見ているだけなので寝返らせることは可能だという半兵衛の結論もありました。
秀吉は、竹中半兵衛に官兵衛を薦めました。
すでに噂を耳にしていた半兵衛は、官兵衛に興味を持ちました。
そして、官兵衛のテストを秀吉に進言するのでした。
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軍師官兵衛 第八回「秀吉という男」感想
通信網の発達していない時代において、時勢の正しい判断をしていた武将はそう多くはないでしょう。
人とのつながりと申しますか、人脈ネットワークがなければ情報は手に入りません。
人に信頼される武将だからこそ、強い絆で人と結ばれ、だからこそ正しい情報を手に入れ、正確な判断ができたのでしょう。
この辺りの情報戦は、まさに現代でも使える手段だと思います。
インターネットを含めて多くの情報が溢れているからこそ、人との結びつきや正確な情報の選択が雑になっているのかもしれません。
自省の念を抱きます。
なんといっても豊臣秀吉との出会いですね。
彼が貧しい農家の出身であったことから、官兵衛を見下さずにありのままの「黒田官兵衛」を見てくれたことが、その後の二人の道を開いたと感じました。
良いと思うことは、相手に関わらず参考にして受け入れる度量の大きさが秀吉の真骨頂なのですね。
緊迫の信長との面会
緊張しましたねー!
そして、期待しましたねー!
黒田官兵衛は、どのようにセルフブランディングを行い、どんなポイントを信長の「共感」にもっていくのだろうか、と。
ちょっとしたランディングページの書き方講座のようでした。
2014年大河ドラマ 軍師官兵衛 キャスト
主要キャスト
配役 | |
黒田(小寺)官兵衛 | 岡田 准一 |
豊臣秀吉(藤吉郎) | 竹中 直人 |
小寺 政職 | 片岡 鶴太郎 |
黒田 重隆 | 竜 雷太 |
織田 信長 | 江口 洋介 |
円満 | 麿 赤見 |
いわ(官兵衛の生みの母) | 戸田 菜穂 |
伊吹善右衛門 | 尾藤 イサオ |
母里 小兵衛 | 塩見 三省 |
黒田(小寺)職隆 | 柴田恭兵 |
竹中 半兵衛 | 谷原 章介 |
お紺 | 高岡 早紀 |
柴田 勝家 | 近藤 芳正 |
土田 御前 | 大谷 直子 |
栗山 善助 | 濱田 岳 |
おたつ | 南沢 奈央 |
横須賀 小六 | ピエール 瀧 |
光 | 中谷 美紀 |
明智 光秀 | 春風亭 小朝 |
足利 義昭 | 吹越 滿 |
櫛橋 左京進 | 金子ノブアキ |
力 | 酒井 若菜 |
丹羽 長秀 | 勝野 洋 |
柴田 勝家 | 近藤 芳正 |
井上九郎右衛門 | 高橋一生 |
母里 太兵衛 | 速水 もこみち |
だし | 桐谷 美玲 |
安国寺 恵瓊 | 山路 和弘 |
荒木 村重 | 田中 哲司 |
おね | 黒木 瞳 |
石田 三成 | 田中 圭 |
小早川 隆景 | 鶴見 辰吾 |
制作キャスト
作 | 前川 洋一 |
音楽 | 菅野 祐悟 |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
語り | 藤村 志保 |
演出 | 田中 健二 |
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