第8話の開始と同時のスタートダッシュ!
若き日の渋沢栄一、尾高(お)千代へ「お前が欲しい!」と直球の告白でした〜!
泣きじゃくるお千代でした。
今までの栄一のモジモジとした逃げ腰の態度は、お千代からすると栄一に嫌われたのかと悲しい日々を過ごしていたからでした。
お千代は、ホッとした気落ちが涙を誘いました。
第8話「栄一の祝言」 あらすじ
お千代が自分を嫌いではないと知り安堵した栄一は、過日の尾高惇忠、お千代の長兄と一緒に行った旅のことについて長々と話していました。
そんな最中に突然これまた従兄弟であり、お千代に恋焦がれるライバル渋沢喜作がやってきました。
「先日の長七郎の手紙にはお千代が欲しければお前(渋沢栄一)と戦って勝て!と書いてあった。勝負しろ!」と険しい顔で喜作は、栄一に決闘を告げたのでした。
お千代の実家でもある尾高道場で栄一と喜作の決闘が執り行われました。
激しい竹刀のぶつかり合いが続きました。
気持ちが昂りお千代が栄一に「気張って!」と思わず声援を送ってしまうのでした。
(喜作の耳に入った!?)
その声を境に栄一が盛り返します。
「それまで!」道場主である(尾高)惇忠の声が響きました。
倒れ込む二人に惇忠はこう告げました。
「この勝負、僅かではあるが喜作の勝利だ。」
勝った喜作。
つかつかとお千代の前に行くと「栄一にはお前のようなしっかり者がそばにいた方が良い。悪いがこれから先、栄一の面倒を見てやってくれ。」と告げたのでした。
喜作の気持ちをしっかりと受け止めた栄一は、お千代の兄である惇忠に「お千代を俺の嫁にください!」とゆっくりと、しかし力強く告げたのでした。
剣術と学問に明るい惇忠でしたが、色恋には疎い。
惇忠は戸惑うばかりでした。
「お千代は_?」助けを求めるようにお千代に目を向けるのでした。
お千代は素早く惇忠の元に足を進めると栄一と並んで正座をし深々と頭を下げるのでした。
「お前たちは思い合っていたのか。。。」惇忠の口元が緩むのに時間は必要ありませんでした。
そうです、栄一とお千代の結婚が決まった瞬間だったのでした。
蛇足のお話です。栄一の結婚。当時の結婚がどれほど家であり人の人生に大きな影響があると考えられていたかがわかるように、なんとキャスト紹介テロップが流れたのはドラマが始まって10分が経過してからでした・・・。
お話は幕府の状況になります。
老中として新たに力をつけ始めた井伊直弼。
井伊家は、徳川家康が国を安定させようと失踪している時代に「井伊の赤備え」と呼ばれた真っ赤な甲冑で家康をしっかりサポートした功臣の15代目の末裔でもあったのでした。
第8話「栄一の祝言」 感想
スタート直後から10分も色恋話かと思いましたが、、、。
幕府の大騒動がボリュームタップリで、再び栄一の祝言の話になった時には「今日は90分放送か?」と思うほど満腹状態になっていました。
ドラマを見終わって感じたことは、なん百年と建っていた家がシロアリで柱も張りもスカスカのボロボロでいつ倒壊してもおかしくない危険な状況だと分かった。そんな感じでした。
徳川幕府、平和を維持することを目的に政治活動がなされていました。
上にも下にも、変わらない中で「もっと良くするために何がしたら良いのだろうか」という向上心が失われてしまったこと。
政治や戦争で地位が上がったり、官職が上がったりすることがなくなったことから人の揚げ足を取るような姑息な駆け引きが横行して個の力が集まって国の力になるような機能が停止してしまった様子が詳しく表現されている第8話だと感じました。
謝罪
この8話で心に残った、考えさせられたことは、一橋慶喜が井伊大老を呼び付けて説教する問題の本質です。
「円四郎が間違いを犯し、私の前で頭を下げて謝罪したら私は許すだろう。しかし、手紙一つ送りつけてこんな事情でしたと書いてきたとしたら私は絶対に許さない。」
というくだりでした。
真心、誠実とは何かを考えさせられるくだりだったと思います。
あなたにとって、心に響いたシーンはどちらでしたか?
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2021年 NHK大河ドラマ「青天を衝け」キャスト
主要キャスト
配役 | |
渋沢 栄一 | 吉沢 亮 |
澁澤 喜作 | 高良 健吾 |
尾高新五郎(幼少期の栄一の先生、従兄弟) | 田辺 誠一 |
阿部 正弘(幕府老中首座) | 大谷 亮平 |
徳川 慶喜 | 草彅 剛 |
徳川 家康 | 北大路 欣也 |
徳川 斉彬 | 竹中 直人 |
徳川 家慶 | 吉 幾三 |
藤田 東湖 | 渡辺いっけい |
渋沢 宗介 | 平泉 成 |
渋沢 ゑい | 和久井 映見 |
高島 秋帆 | 玉木 宏 |
平岡 円四郎 | 堤 真一 |
渋沢市郎右衛門 | 小林 薫 |
尾高 千代 | 橋本 愛 |
制作キャスト
作 | 大森 美香 |
音楽 | 佐藤 直紀 |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
語り | 守本 奈実(アナウンサー) |
演出 | 黒崎 博 |
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