若き黒田官兵衛の思い人であるおたつは官兵衛の母のように人質でも幸せになると誓い黒田家のために浦上家へ嫁ぎました。
しかし、小寺の力が増すことを良しとしない赤松家は、祝言を襲うことを計画したのでした。
急報を聞いた官兵衛は、いても立ってもいられず浦上家へと急ぎ向かうのでした。
軍師官兵衛 第三話「命の使い道」あらすじ
赤松の強襲に慌てふためく浦上の者たちでした。
応戦も間に合わず、深く攻め込まれてしまいました。
急いで浦上家の城に向かった官兵衛でしたが、城についた時には城は火の海でした。
そして、願い虚しくおたつは命を落としました。
養女として黒田家から嫁がせたおたつでした。
敵を撃ってやりたい。
撃ってやりたいが、迂闊には動けない。
苦しい胸の内を誰にも明かせず苦しむ黒田職隆でした。
官兵衛は、若さもあり激しく悔しい感情を表に出し荒れに荒れました。
戦国の世でした。
個人の感情などで風が止まることはありませんでした。
織田信長と美濃の争いは、竹中半兵衛の台頭もあり混沌としてきました。
赤松も軍備を増強していました。
対抗するために職隆は、小寺からの命である鉄砲の買い付けのために官兵衛を堺へ行かせることにしました。
しかし、当の官兵衛は、おたつの死から一向に立ち直る気配を見せませんでした。
職隆の怒りを買い、祖父である重隆からも叱られました。
命を粗末にするな!と。
この後、祖父重隆はこの世を去りました。
父の命により堺に向かった官兵衛でした。
物取りに襲われたことで後の荒木村重に救われるという奇縁を持つことになりました。
堺を目指す旅は、官兵衛に多くの戦による民の苦しみを見せることとなりました。
堺についた官兵衛は、今井宗久に面会しました。
鉄砲の買い付けに姫路の外に出たことで、官兵衛は多くの「情報」を知り、多くの刺激を受けることになりました。
その中でも、キリシタンの教えは傷ついた官兵衛の心を優しく包み込むことになったのでした。
軍師官兵衛 第三話「命の使い道」感想
大切な人を失う悲しみ。
その気持ちすらも「戦」では安易に表に出せない辛さがある。
人の死に方、死ぬタイミング、死に場所、それらを一言で言うのが「命の使い道」となるのでしょうか。
官兵衛が、堺で多くの情報と出会い、己が物事を知らないことに気づきます。
人は「自分が知らないことを知らない。」という当たり前なのですが、人が陥りやすい「あり方」が浮き彫りになるシーンがあります。
とても考えさせられました。
2014年大河ドラマ 軍師官兵衛 キャスト
主要キャスト
配役 | |
黒田(小寺)官兵衛 | 岡田 准一 |
豊臣秀吉(藤吉郎) | 竹中 直人 |
小寺 政職 | 片岡 鶴太郎 |
黒田 重隆 | 竜 雷太 |
織田 信長 | 江口 洋介 |
円満 | 麿 赤見 |
いわ(官兵衛の生みの母) | 戸田 菜穂 |
伊吹善右衛門 | 尾藤 イサオ |
母里 小兵衛 | 塩見 三省 |
黒田(小寺)職隆 | 柴田恭兵 |
竹中 半兵衛 | 谷原 章介 |
お紺 | 高岡 早紀 |
柴田 勝家 | 近藤 芳正 |
土田 御前 | 大谷 直子 |
栗山 善助 | 濱田 岳 |
おたつ | 南沢 奈央 |
横須賀 小六 | ピエール 瀧 |
お濃 | 内田 有紀 |
荒木 村重 | 田中 哲司 |
制作キャスト
作 | 前川 洋一 |
音楽 | 菅野 祐悟 |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
語り | 藤村 志保 |
演出 | 田中 健二 |
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