青天を衝け

井伊大老の桜田門外の変後、幕府は早期の信頼回復のために老中安藤を中心に皇女和宮と将軍家茂の婚儀を急がせました。しかし、その行動は攘夷派の志士たちをさらに煽る結果になりました。志士たちの思想は急速に過激な行動に移っていったのでした。そんな変化は若き日の渋沢栄一の心境を大きく変化させていったのです。

栄一の祝言翌日、最もニタニタしてお幸せな情景から始まりました。それは、これからの暗転をより急展開にするための布石とは知る由もないことでした。幕府は井伊直弼の強権により揺れに揺れました。圧政による抑えられた力が噴き出す時大きな惨事が引き起こされました。

第８話の開始と同時のスタートダッシュ！ 若き日の渋沢栄一、尾高（お）千代へ「お前が欲しい！」と直球の告白でした〜！ 泣きじゃくるお千代でした。 今までの栄一のモジモジとした逃げ腰の態度は、お千代からすると栄一に嫌われたのかと悲しい日々を過ご...

始まりは、渋沢栄一の従兄弟である尾高長七郎が江戸へ武者修行に出発する送別会でした。 その席で兄の惇忠（じゅんちゅう）が弟に向けた餞（はなむけ）の詩「漢詩」を読みます。 漢詩といえば・・・ みっ君 渋沢栄一といえばの「論語と算盤」の冒頭に登場...

一言で6話を語るなら、見なくても大きくは困らない回だと思います。しかし、見ると今後のドラマの「厚み」「深さ」が大きく違う回でもあります。龍を描くときに鱗は必須です。しかし、鱗だけ描いても龍の持つ尊厳は描けません。鱗の縁に「影」を描くことで鱗に立体感が出てトータルとして龍の体にボリューム感が感じられ、結果「尊厳」を見るものに感じさせます。この6話はそんな演出です。

多数の外国船が日本にやってくる中、栄一の家でも騒ぎが起きます。姉なかに縁談話があったのですが迷信を信じる人々によって話がこじれます。日本の未来も気になるし、村の行く末も気になる栄一です。しかし、大切な家族であり姉のことを軽視できません。そんな栄一の優しさが「人を信じる」強い意志が道を開く5話です。

幼い頃から父について学んだ藍葉の買い付けで村を救った若き日の渋沢栄一でした。 尊敬する父から認められたことで益々仕事に打ち込むのでした。 見逃した大河ドラマを見るならU-NEXT U-NEXT　公式サイトへ★無料トライアル　３１日間見放題 ...

利他の精神 幼少期の渋沢栄一の様子が1話に続き語られます。 アメリカ、フランス、そしてイギリスと次々に外国の手が迫る時代に栄一はどのように過ごすのでしょう。 視聴した感想を含め「青天を衝け」第２話についてまとめたいと思います。 見逃した大河...