将軍が内定している一橋慶喜から内々に渋沢篤太夫（渋沢栄一）にお声がかかりました。
内容は、来る年にフランスのパリで開かれる「博覧会」へ諸外国の「王族」に准ずる「将軍の弟君」である民部公子（徳川昭武）を使わせる。そのお供をしろ「一緒にパリへ行け！」というものでした。
篤太夫は「考えて答えを出せ」と言われているのに即答で「行きます。」と返事を決めてしまいました。
平岡円四郎に幕臣という新しい扉を開いてもらい、今度は慶喜に・・・そんな縁を感じる篤太夫だったのでした。
よくある質問に「Amazonプライムでも大河ドラマは見られるのでは？」があります。おすすめはU-NEXTですがメリットもデメリットもあります。Amazonプライムの解説はこちらへ
青天を衝け 第２１話「篤太夫、遠き道へ」あらすじ
孝明天皇の強い希望もあり、慶喜は第十五代将軍「徳川慶喜」が誕生しました。
しかし、ほどなく孝明天皇は崩御されました。
二条城にて、篤太夫は将軍となった慶喜に謁見しました。
そこで、初めて徳川昭武、民部公子に対面したのでした。
慶喜は、民部公子に渡欧中の訓戒を教授しました。
そして、その後に篤太夫に内心を話しました。
二人は徳川家康の教えを素読します。家康の教えには中国古典が数多く反映されているので「どこかで聞いたような？」と思うこと多いですね。
「遠き道、険しきこと多いだろうが弟（民部公子）を頼んだぞ」慶喜は篤太夫に別れぎわの言葉として、一人の兄として命ずるのでした。
一行は、大阪から京、そして横浜へと移動しました。
横浜では、フランス公子が一行を待っていました。
篤太夫は、初めてまじかで異国人を見ることになりました。
業務では、勘定奉行の小栗と会い、渡欧の重要な任務であるフランスからの「借款」について説明を受けるのでした。
篤太夫の理解の早さに安心する小栗でした。
篤太夫には憂うことが一つありました。
渡欧に際して、万が一を考慮し「後継」を指名しておく決まりがあったのでした。
相談できる従兄弟の渋沢成一郎がお役目で江戸にいることから、篤太夫は横浜から江戸に向かいました。
幸い成一郎と会うことができ、自身のフランス行き、そして相談事の後継を意味する「見立て養子」の話もできました。
尾高惇忠の弟である平九郎を養子にすることにし、成一郎も手助けを申し出てくれたのでした。
残る憂いは、、、、妻への想いだけ、となったのでした。
フランスへ出港。
大きな客船、海の揺れ、多くの作法の違いに戸惑いながらも昂る気落ちをどこか楽しんでいる篤太夫がいました。
いろいよ次回からは異国での渋沢栄一です！
青天を衝け 第２１話「篤太夫、遠き道へ」 感想
渋沢栄一にとっては、「民」は「家族」と「同意語」、それが言い過ぎでも「同義語」であったと思えるのです。
そんな近しい人を大切にする渋沢栄一にとって、主君慶喜の弟の民部公子への思いは、険しかろう渡欧の旅でも「絶対に乗り切って見せる！」と強いモチベーションになったのではないでしょうか。
良い上司のお手本 尾高惇忠
尾高惇忠を演じているのは俳優の田辺誠一さんです。
渋沢成一郎は、江戸の役目を終えて血洗島に立ち寄りました。
篤太夫の「見立て養子」の件と、長七郎との面会の報告のためでした。
尾高惇忠に全てを方谷し終わると、次に時勢について話しました。
倒幕のために横浜で異人焼き討ちを謀った者が、逆に幕臣となっていることなど大きな変化について成一郎は洗いざらいを惇忠に話しました。
黙って聞いていた惇忠は、思うところは沢山あるだろうに、その全てを受け入れるのでした。
このシーンでの田辺さんの苦しい思いで、少し確認したい点、など数々浮かんだ「思い」だが、ジッと話を聞き、そして「受け入れる」ところ。
わずかな頬の動き、目の動きで語られていて「良い上司とはこういうあり方なのかも」と思わずにはいられませんでした。
当サイト「大河ドラマ イッキ見ライフ」では、大河ドラマ見る方法としてU-NEXTもしくはAmazonプライムをおすすめしています。
私の拙いあらすじまとめでは、多くの心配りあふれた役者さんの演技は到底想像できません。また、ネタバレ、あなたがドラマを見る楽しみを奪うことは避けたかったのでそれなりのボリュームであらすじを伏せています。ぜひ、あなたも見逃した大河ドラマ「青天を衝け」をご自身の目でご覧ください！
２０２１年 NHK大河ドラマ「青天を衝け」キャスト
主要キャスト
| 配役 | |
| 渋沢 栄一 | 吉沢 亮 |
| 澁澤 喜作 | 高良 健吾 |
| 尾高 惇忠 | 田辺 誠一 |
| 美賀君 | 川栄 李奈 |
| 徳川 慶喜 | 草彅 剛 |
| 徳川 家康 | 北大路 欣也 |
| 小栗 忠順 | 武田 真治 |
| 徳川 家茂 | 磯村勇斗 |
| 天璋院 | 上白石 萌音 |
| 井上聞多（馨） | 福士 誠治 |
| 渋沢 ゑい | 和久井 映見 |
| 伊藤 俊輔 | 山崎 育三郎 |
| 大久保 一蔵 | 石丸 幹二 |
| 渋沢市郎右衛門 | 小林 薫 |
| 尾高 千代 | 橋本 愛 |
| 和宮 | 深川 麻衣 |
| （平岡円四郎の妻）やす | 木村 佳乃 |
| 西郷 吉之助 | 博多 華丸 |
| 板倉 勝静 | 永井 秀樹 |
| 岩倉 具視 | 山内 圭哉 |
制作キャスト
| 作 | 大森 美香 |
| 音楽 | 佐藤 直紀 |
| テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
| 語り | 守本 奈実（アナウンサー） |
| 演出 | 川野 秀昭 |
NHKの見逃した大河ドラマを見るために一番おすすめな方法がU-NEXTを利用することです。
①３１日間の無料お試しができる上に６００ptプレゼントされる。ポイントは、有料コンテンツの視聴など支払いに当てることができる。
②「NHKまるごと見放題パック」へ同時申し込みならポイントは１０００ptになり実質０円でNHK番組が初月から見られるようになります。
