船酔いに苦しむ渋沢栄一(篤太夫)一行でした。
船の中では、大勢の異国の人々に出会いました。
また、食事やその作法にも驚かされましたが、異国に到着する前の良いプラクティスの期間となったようでした。
出発から55日目、やっとパリに到着したのでした。
パリ、凱旋門から見た景色に腰を抜かす篤太夫一行でした。
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青天を衝け 第22話「篤太夫、パリへ」 あらすじ
篤太夫一行は、パリ中心部のグランドホテルに宿泊しました。
そこは、社交の場でもありました。
篤太夫は早速、物の価格に関わることを教わり学ぶのでした。
順調かというと、徳川昭武に随行した水戸藩士たちが自分たちの習慣を貫き、異国の文化や習慣を受け入れないことから細かいトラブルは頻発していたようでした。
万国博覧会の見学に赴きました。
日の本では見たこともない多くの建築物に驚き、感心するばかりでした。
展示エリアを廻っていた時に問題は見つかりました。
公儀が出展した「日の本の展示スペース」とは別に「琉球」という展示スペースを薩摩が出展していたのでした。
他国から見ると日の本には2つの国があるように見える策略が用意されていたのでした。
徳川昭武が、ナポレオン3世に謁見しました。
公儀のあり方を再認識させるまたとないチャンスでした。
昭武は、異国の人々から見ても凛々しく、その存在は神々しいものでした。
兄、徳川慶喜も負けていませんでした。
日本では、将軍徳川慶喜が公儀の異国との政策を改めるために、多くの異国公使と会い続けたのでした。
その政策を面白く思わなかった薩摩藩の島津久光は、倒幕へと傾きを強めることになるのでした。
血洗島では、篤太夫の養子となる尾高平九郎が家族と共に話し合いを行いました。
武士となること、その生き様は今までの百姓とは大きく違うことを強く諭すのでした。
パリでは、篤太夫の才が発揮される状況になっていました。
パリ滞在費がかさみ経費節約の必要性に迫られてきたのでした。
まずは、篤太夫や杉浦愛蔵がアパートへ引っ越しました。
民部公使、徳川昭武が引っ越す際も、お付きの水戸藩士が騒ぎ立てましたが、立派な人物である民部公使のおかげで見事に収まってくれたのでした。
少し休息が取れるようになると周辺を見てまわりました。
病院では、怪我をした兵士を「国のために戦って怪我をしたのだから当然」と国のお金で治療費や生活を保障していることに驚くのでした。
日々が過ぎ、ある日お役目として最も重要と位置付けられていたフランスからの多額の借款が中止となったと一報が飛び込んできたのでした。
一行は大きな暗雲に覆われたのでした。
青天を衝け 第22話「篤太夫、パリへ」感想
この回を通じて感じたことは、渋沢栄一には「新しいものへの閉鎖的な思考」はないのだろうなということです。
パリで見た多くの建物。その作り。
もちろん博覧会で地上にいたはずなのに、あっという間に屋上へ移動してしまった時もです。
驚き、戸惑うけれど、決して新しいものを拒絶しない姿勢が「将来を見通す眼力」を養ったのでしょう。
また、異国に出たことで「武士」という階級の人々が、当時の時代ではどれだけ浮いた存在となっていたのかを痛烈に描かれていたと思います。
お守りするとはいえ、民部公使に対する異国の人々の対応を全く理解しようとはしない姿勢。
お金に対する無頓着、というか人が生きていくために必要な順番が理解されていない様子はなかなか手厳しい映像だったと思いました。
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私の拙いあらすじまとめでは、多くの心配りあふれた役者さんの演技は到底想像できません。幕末の武士の頑なに守っていた「建前」をここまで痛烈に描くのも珍しいかなと思いました。イッキ見するとストーリーだけでなく、その時代の人々の思考に入りやすく、それだけに大河ドラマを見た時の楽しみがアップします。ぜひ、あなたも見逃した大河ドラマ「青天を衝け」をご自身の目で一気見してご覧ください!
2021年 NHK大河ドラマ「青天を衝け」キャスト
主要キャスト
配役 | |
渋沢 栄一 | 吉沢 亮 |
澁澤 喜作 | 高良 健吾 |
尾高新五郎(幼少期の栄一の先生、従兄弟) | 田辺 誠一 |
美賀君 | 川栄 李奈 |
徳川 慶喜 | 草彅 剛 |
徳川 家康 | 北大路 欣也 |
小栗 忠順 | 武田 真治 |
尾高 平九郎 | 岡田 健史 |
天璋院 | 上白石 萌音 |
井上聞多(馨) | 福士 誠治 |
渋沢 ゑい | 和久井 映見 |
伊藤 俊輔 | 山崎 育三郎 |
大久保 一蔵 | 石丸 幹二 |
渋沢市郎右衛門 | 小林 薫 |
尾高 千代 | 橋本 愛 |
和宮 | 深川 麻衣 |
(平岡円四郎の妻)やす | 木村 佳乃 |
西郷 吉之助 | 博多 華丸 |
板倉 勝静 | 永井 秀樹 |
岩倉 具視 | 山内 圭哉 |
杉浦 愛蔵 | 志尊 淳 |
徳川 昭武 | 板垣 李光人 |
五代 才助 | ディーン・フジオカ |
松平 春獄 | 要 潤 |
制作キャスト
作 | 大森 美香 |
音楽 | 佐藤 直紀 |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
語り | 守本 奈実(アナウンサー) |
演出 | 田中 健二 |
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