一橋家を財政面から支えることで自分の居場所を見つけた篤太夫(渋沢栄一)でした。
しかし、第14代将軍徳川家茂が倒れたことで再び荒波が篤太夫を襲うのでした。
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青天を衝け 第20話「篤太夫、青天の霹靂(へきれき)」 あらすじ
将軍家茂は、心の苦しみを慶喜に伝えました。
その決意に慶喜は強く心を打たれました。
200年以上戦の無かった徳川が収める時代において、将軍家茂が初めて戦時で亡くなった将軍となりました。
そして、朝廷と公儀の強い希望もあり、慶喜は次の将軍になることを誓ったのでした。
慶喜の最初の役目は、天子様からの勅命として賜った「長州討伐」でした。
篤太夫や成一郎たちも早速戦の準備に取り掛かりました。
特に篤太夫は、慶喜立っての希望として「御用人手付」の役目を拝命し本営に入るという大出世を言い渡されたのでした。
多くの人々が、緊張と恐怖に襲われました。
が、幕府軍が九州小倉城を失い、敗戦が決定的になったことで一変しました。
慶喜は戦の引き際であると判断し、強く長州討伐を願っていた天子様を説得し、和睦を手配するようにしました。
慶喜が将軍を継いだことで、一橋家の一部の武士も将軍家に召し抱えられることになりました。
篤太夫や成一郎も一橋家を離れることになったのでした。
公儀に召し抱えられるも、仕事は書記の手伝いとなり鬱憤が溜まる日々を過ごしていました。
そんなある日、嫌疑のかかった役人を取り締まる役目を言い渡されました。
警護という建前で引き連れる新撰組に任せれば良いものを、律儀な篤太夫は自分が訳を聞かなければ筋が通らないと切られるかもしれない現場に率先して足を踏み入れることを新撰組の土方に言い切りました。
現実は、いつも理想より厳しいもの。
篤太夫が嫌疑を伝えに対象の家に入ると、仲間が待機していて斬り合いとなってしまったのでした。
もうだめか!?
そう思った瞬間に、土方歳三率いる新撰組が乱闘の真ん中に割ったはいり見事に打ち払ったのでした。
話してみると篤太夫も土方も、元は武州の百姓の出身とわかり不思議な縁が始まるのでした。
慣れない直参生活で迷うことが多くなっていた篤太夫に懐かしい「武州の風」を感じさせ、初心を思い出す機会になった暖かな時間となりました。
「前を向いて生きるよ!」篤太夫は土方にそう告げて別れるのでした。
公儀では、一つ問題が浮上していた。
それは、フランスから今後開かれる「パリ万博」への出展依頼が来ていることへの返答をどうするのか、ということでした。
青天を衝け 第20話「篤太夫、青天の霹靂(へきれき)」 感想
今回は、篤太夫や成一郎の戸惑いや不安、もちろん混乱が主でした。
戸惑いとは、その原因は殿である一橋慶喜の将軍継承が決まり、篤太夫たち自身も「直参の家来」になったからでした。
元は武州の百姓。
そして、最初に決起したのは「倒幕」であり、公儀を潰すべきだ!と訴えていたのです。
その自分達が「御公儀に召し抱えられた」ことは恥ずべきであり、情けないことなのではという思いだったのでしょう。
また、もう一つの側面としては、沈没しかけている「幕府」という船に大切な殿、一橋慶喜を乗せてしまったこと。
将来の御身が心配で仕方なかったのでしょう。
新しい環境に対する戸惑い。
主人を思うとなんともし難い状況。
これらが重なり合って、篤太夫はモチベーションが下がっていました。
しかし、御三家もすごいが、本家はやはりすごかったということでしょう。
対処すべき内容も大きく、活躍のステージは明らかに変化していきます。
その変化は、篤太夫の将来に大きく影響するものです。
今後起きうる「変化」の前触れの放送回だったと思います。
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二重、三重の荒波は当たり前の時代でした。苦しむ、ショックを受けるにしても俳優さん方は本当に上手に「積み重なる試練」を表現なさっているものだと感心して見ていました。ぜひ、あなたも見逃した大河ドラマ「青天を衝け」をご自身の目でご覧ください!
2021年 NHK大河ドラマ「青天を衝け」キャスト
主要キャスト
配役 | |
渋沢 栄一 | 吉沢 亮 |
澁澤 喜作 | 高良 健吾 |
尾高新五郎(幼少期の栄一の先生、従兄弟) | 田辺 誠一 |
美賀君 | 川栄 李奈 |
徳川 慶喜 | 草彅 剛 |
徳川 家康 | 北大路 欣也 |
小栗 忠順 | 武田 真治 |
徳川 家茂 | 磯村勇斗 |
天璋院 | 上白石 萌音 |
井上聞多(馨) | 福士 誠治 |
渋沢 ゑい | 和久井 映見 |
伊藤 俊輔 | 山崎 育三郎 |
大久保 一蔵 | 石丸 幹二 |
渋沢市郎右衛門 | 小林 薫 |
尾高 千代 | 橋本 愛 |
和宮 | 深川 麻衣 |
(平岡円四郎の妻)やす | 木村 佳乃 |
西郷 吉之助 | 博多 華丸 |
板倉 勝静 | 永井 秀樹 |
岩倉 具視 | 山内 圭哉 |
制作キャスト
作 | 大森 美香 |
音楽 | 佐藤 直紀 |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 |
語り | 守本 奈実(アナウンサー) |
演出 | 村橋 直樹 |
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